【卓上シーラー修理DIY】捨てられそうな富士インパルスのP-200卓上シーラー機を大再生!ヒーター線・シリコンゴム・電源コードのはんだ交換までニコニコばばあが変身させます!

今日貰ったもの!

いやー!ワクワクしますね。

こいつ

汚れていたんだ「P-200

以前に修理したこの子たちよりまだ軽い!軽い

この子と

過去の傷んだP-200その1

この子とかね

傷んだP-200その2

だけどこれもおみごと!上のシリコンゴムも汚いね

持ち込まれた機械

捨てられそうだったシーラーが私のおもちゃに大変身!

営業のコウさんがこんなことを言っていました。

コウさん
コウさん

お客様が新しいのを買ったから捨ててほしいと頼まれて、ずっと車の中に置いたままになっていたんです💦」

ニコニコばばあ
ニコニコばばあ

ちょうだい!
わくわくする!

というわけで、さっそく私のおもちゃが手元にやってきました。

1. まずは本体のお掃除!頑固な汚れをすっきり落とす

家に持って帰って、テレビを見ながら遊びましょう!

まずは、お掃除道具の準備です。

掃除の道具、アルコール、ぼろ布、つまようじと綿棒

【用意するもの】

  • 消毒用アルコール
  • 清潔なウエス(布)
  • 綿棒
  • つまようじ

汚れたところを、アルコールをしみ込ませた布でキュッキュと拭いていきます。 細かい隙間は綿棒を使い、ゴミが挟まっている狭い溝はつまようじで優しく掻き出します。

P200をアルコールでお掃除

すると……なんということでしょう!

(はい、ここで某リフォーム番組の「ビフォーアフター」の劇中歌♪~♬~♪~)

お見事!見違えるほどピカピカになりました! このくらいのお手入れなら、NHK「豊臣兄弟」を見ながらでもサクサク進められる優しい作業です!(^^)!

2. シール状態の確認と消耗品の交換準備

さて、次はヒーター部分の汚れた消耗品を交換していきます。

……と、その前に! 「この機械、現状でどのくらいシール(溶着)ができるのかしら?」とテストしてみました。

一応シール自体はできているのですが、仕上がりがどうにも美しくありません。

シールの様子

圧着部が凸凹していて熱が均一に伝わっていない証拠ですね。でも大丈夫!消耗品を一新すれば、新品同様のきれいなシールができるようになります。

今回交換する消耗品はこちらです。

交換部品の画像、シリコンゴム・ヒーター線・フローガラスシート
  • ヒーター線
  • フローガラスシート
  • ガラステープ(※5m巻きなので、1巻あれば何度も交換できてお得ですよ!)
  • シリコンゴム

3. ヒーター線・ガラステープ・フローガラスシートの交換手順

それでは作業スタートです!

① フローガラス押さえを外す

まずは「フローガラス押さえ(青いパーツ)」を外します。

フローガラスのねじ

このネジ、ちょっと特殊で外し方にコツが必要です。 マイナスドライバーで15度~30度ほどそーと回してみて、少し浮き上がったら、手で浮かせながら他のネジも様子を見て外します。普通のネジのように何回転もクルクル回す必要はありません。

浮かせて様子を見る様子

② ヒーター線の取り外し(※ネジの飛び跳ね注意!)

青いフローガラス押さえが外れたら、ヒーター線を留めているネジを外します。

フローガラス押さえを外した様子

【ここで超重要注意!】 ヒーター線を外すとき、テンションがかかっているので「ぴょん!」とバネのように跳ねます! その拍子に小さなネジが部屋のどこかへ飛んでいかないよう、しっかり指で押さえながら外してくださいね。 万が一飛んでいってもすぐ見つけられるよう、作業机の周りはあらかじめ片付けておきましょう。(私は見事に飛ばしてしまい、なくしたかと思って、ぞーっとしました。しかしなくした場合も部品は売ってますのでもしもの場合はだいじょうぶですので安心してね)

③ ガラステープと新しいヒーター線の取り付け

古いヒーター線を外したら、下地になっているガラステープを綺麗に貼り直します。(ごめんなさい、ガラステープを貼る作業は写真を撮り忘れました💦)

続いて、新しいヒーター線を取り付けます。 今回の機種は、向かって右側が引っ掛けるフック形状で、左側がネジ留めタイプでした。 右側を引っ掛けてから左側のネジを締めるのですが、ここでも再び注意!

今回のヒーター線は画像の右側のところはねじが付いていなくて引っ掛けるようになっています。
(ねじの場合の機械もあります)

ヒーター線はピンと張るために少し短めに作られています。 グッと手前へ引っ張りながらネジを留めるのですが、ここでも油断すると「ぴょん!」と跳ねます! (……はい、察しのいい読者様はお気づきですね。私はここでもネジを飛ばしました!笑)

④ フローガラスシートをセットして固定

ヒーター線が無事に張れたら、上からフローガラスシートを被せ、フローガラス押さえ(青い部品)を乗せてネジで固定します。

フローガラスの取り付け

外したときと同様に、マイナスドライバーで回します。ネジの頭がフローガラス押さえの表面とツライチ(凹凸がなくなって平らな状態)になったら、しっかり止まっている合図です。

4. 傷んだシリコンゴムの交換

続いては、上側の圧着レバーについているシリコンゴムです。

傷んだシリコンゴム

こちらは熱と経年劣化でカチカチに硬化して傷んでいますね。新品に替えると劇的にシール性能が上がります!

横にある小さなネジをプラスドライバーで回します。こちらは普通のネジですので、外れるまでクルクル回してください。とても小さなネジなので、無くさないようにトレイなどに置いておきましょうね。

シリコンゴムの小ねじの画像

古いシリコンゴムを引き抜いて、新しいゴムを溝へギュッとはめ込み、再びネジを締めれば完了です!

交換したシリコンゴムと新しく設置したシリコンゴム

とても綺麗で弾力のある圧着部が蘇りました!

5. 【今回のメインイベント】電源コードの交換(はんだ付け)

さあ!いよいよ今回のメインイベントです! これは大河ドラマを見ながら「ながら作業」とはいきません。集中して安全第一で進めます。

注意!安全のために!

内部の電気配線を触る作業です。作業前には必ず電源プラグがコンセントから抜けていることを指差し確認してくださいね!

① 底面カバーのネジ外し

本体を裏返し、裏面のネジ4本を外します。

これがもう、難攻不落の硬さ! 「富士インパルスさん、もうちょっと手加減して締めてよ~!」と叫びたくなるほど固いです(笑)。 ドライバーの頭をネジ山に垂直に強く押し付けながら、ゆっくり力強く回してください。無理に回すとネジ山が潰れて(なめて)しまいます。

▶ ネジが固くて外れない時はこちらもチェック⤵

② はんだ付けで電源コードを交換

なんとかフタが開きました!

古い電源コードを取り外すため、基板(端子)とコードが繋がっている2箇所のハンダをハンダゴテで熱して溶かし、慎重に外します。

(※ハンダを外す工程は真剣そのものだったため、写真がありません!火傷しないように全集中でした!)

外して、はんだを除きました

続いて、用意した新しい電源コードの先端を、同じ端子へハンダ付けします。

なんとか無事に接着できました! ハンダ付けって、何度やってもちょっぴり苦手で緊張しますね……。

コードを本体の凹みにしっかり挟み込み、挟み込み事故がないように確認しながら底面カバーをネジ留めすれば……ついに全工程が完了です!

見事に大復活!シーラー再生の仕上がりとまとめ

電源を入れてレバーを押し下げてみると……

見てください!シールが均一にピシーッと美しく仕上がりました! あのゴミ寸前だった汚れた機械が、見事な現役バリバリのシーラーに生まれ変わりました。もう大満足です!

今回交換した部品・消耗品

電源コード、ヒーター線、フローガラス、シリコンゴムで3000程度で新しくなったという事になります(2026.10現在で)

  • 電源コード 1280円
  • ヒーター線 380円
  • フローガラスシート 250円
  • ガラステープ13mm巾 5m巻 2790円
  • シリコンゴム 570円

使用した工具

  • マイナスドライバー
  • プラスドライバー
  • 精密プラスドライバー(細いもの)
  • はんだごて・はんだ
  • 清掃用具(アルコール、ウエス、綿棒、爪楊枝)

西川善(株)では、包装機械の販売はもちろん、こうしたシーラーの消耗品の手配やメンテナンス・使い方のサポートも全力で行っております。 「最近シールのつきが悪くなってきたな」「消耗品の型番が分からない」といったお困りごとがございましたら、ぜひお気軽に西川善までご相談くださいね!

以上、ニコニコばばあのシーラー再生大作戦でした!次のおもちゃ(?)が入ったらまたレポートします。

過去のお友達もユーチューブに載せてあります。ちょっと長いですが。