ぼっとん便所とトイレの神様

ニコニコばばあ
ニコニコばばあ

ひゃー!何の話よ—–

臭いお話に興味がない人は「トイレの神様」に飛んでみてくださいね。

「ぼっとん便所」のお話

「ぼっとん便所」って知ってます?
汲み取り式トイレの事です。
「汲み取り式トイレ?」と思われる方はお若いのよ!

こんなんじゃなく

こんなの!

今の子供はこのトイレ、絶対嫌がるだろうなー。トイレの宣伝じゃないけど、「こんな家には泊まってあげない!」と孫に言われますね(孫いないけど・・・・)

深ーい下にそのまま汚物が落ちるので「ぼっとん」と言うのでしょうね。
我々の子供のころは結構ありましたし、私の家もそうでした。
臭いのなんのって!
今では考えられない!

子供のころ、夜中に起きてトイレに行きたいけど、怖い!
それにそんな臭いトイレは寝室のそばにはなくて遠いところ・・・
だってトイレから幽霊が出てきそうだもの

こんなかわいいのではなくてもっと怖いやつ

それで夜中におしっこに行きたくなったら…
母親をたたき起こし
トイレのドアを開けっぱなしで
(その当時はトイレなんてカッコいい名前じゃなくて「べんじょ」
「そこで待ってて!」と
母親にトイレの前に立っててもらっていました。

今考えてみたら、こちらの方が恐怖かも・・・
すっぴんで半眠りのおかーさん・・・

バキュームカー

もうひとつ「ぼっとん便所」といえば「バキュームカー」
なんか、話題が広がりますね‥‥臭い話ばかりですみません・・・

これはいつも町の中にいましたね。
「ぼっとん便所」にたまる汚物を吸い込んでくれる大切なお仕事

それなのに子供のころは

この世になんでこんなものが存在するのよ!と思ってました。
イヤーな顔をして横切っていたものです。
なんと!罪深い!
世の中になくてはならない尊いお仕事だったのに・・・・

ちょっとちょっと話はそこじゃないのよ!次の話をしたくって

トイレの神様

私が西川善(株)のお仕事をしたころ、金物屋さんにこのお人形を10セット単位でお納めしていました。建築の時に使うから金物屋さんなのでしょうか?
「土人形」と呼んでいました。

昔、家を建てたり、トイレを改造する時に、入れるお人形。
トイレを新築する時に夫婦一対の土人形を埋め「厠(かわや)の神様」として守り神としました。またそれと共におはぎなどを添えて埋めたと言われています。

マンションなどが増え、その風習も少なくなりましたが、現在ではトイレのインテリアとして飾られることなどが多くなりました。

歌手の植村花菜さんが紅白歌合戦などで歌った「トイレの神様」で一気に「トイレの神様」は有名人」。いや「有名神様」。

その歌の内容では「トイレの神様」は見えない存在でトイレをきれいにする人を見守っているというような内容でしたが、このお人形をトイレに飾って置くと、素朴なこのお人形がトイレを大切にしている人たちを見守っているように思えます。

小さなお人形です。(タバコと比べるとこんな感じ)

我が家のトイレにも飾ってあります

どーでもいいことですが、ちなみに10個入りは新聞紙にくるまれて納品されます。
なんか「らしいな」って思って・・・