接ぎ木の季節はいつ?
Chat GOTによれば11月~3月
接ぎ木(接木)は通常、木が休眠している冬季から初春にかけて行われることが一般的です。この時期に木が休眠していると、成長が遅くなり、切り取られた部分がより良く根付く可能性が高まります。具体的な月や時期は地域や気候によって異なることがありますが、一般的には11月から翌年の3月ごろが適しています。
弊社のヤフーショップでも接ぎ木資材がボチボチちと売れ始めています。
私も以前チャレンジしてみて、旧ブログ「善さんブログ」でも紹介したのですが・・・・
もう一度やってみるか?と思うとなかなかその気になりません。
それほど素人には難しい。
そもそも、接ぎ木を使用と思う方は研究熱心!
私のは単なる「接ぎ木ってどんなもの?」みたいな考え方でやっているので、農家さんや園芸の方の
「病気に強い苗を作りたい!」
「収穫物の質を上げたい!」
「市販の苗は高い!」
と言う思いと比べると、軽いものでしたから。
昨年ですが、農業担当の彼が
祭りばやし君
接ぎ木の事が載ってるから、これ参考になりますよ。
と、1冊の本を貸してくれました。
「接ぎ木の虎の巻!」なんと!
たくさん接ぎ木の事が出ていました。
参考になったので、私もこの本を買いました。
なかなか普通の書店では売っていませんでした
「現代農業」って本が
Amazonで買いました。
しかしA5ほどの雑誌ですが、ほどほどのお値段しています。838円
その中ちょっと紹介しますね。
接ぎ木の種類
一般に「接ぎ木」と言っても、いろいろなやり方があるみたいです。
「現代農業」さんから画像をお借りしました。
ほかに「接ぎ木」と検索すると
このように木に枝をつけて接ぎ木をするものもあります。
この方法で1本の木に何種類かの果物を育てている方もいらっしゃるそうな。
弊社で売っている「接ぎ木資材」は「斜め継ぎ」と「平つぎ」の時に使います。
接ぎ木のいろいろ
トマトになすの台木
トマトの栽培時に悩まされた「青枯病」がなすの台木で接ぎ木した場合、なくなった。
かん水を多くやるようになった。
果実が小ぶりになったが、糖度が上がった。
なすにトマトの台木
根量が多くなり、水や肥料の吸収率が良くった。
なす台木と同じかん水管理を行うと水不足になる。
きゅうりにかぼちゃの台木の絶根片葉切断つぎ
台木に根を付けたままにせずに、地際で切り落としてしまう方法。
「ツギピン」を使ったトマト・なすのひら継ぎ
最近は「ツギピン」が良く売れます。
原因はよくわかりませんが、こちらの方法は「ツギピン」を使ってする方法です。
通常は台木と穂木の接触面を広くするために、どちらも斜めに切って継ぎますが、「平つぎ」はスパッと横に切り、真ん中に「ツギピン」を刺し、台木に差し込む方法です。
台木と穂木の大きさをそろえることが重要です。
その為、成長がちがうのでそれぞれで調整することが重要です。
作業が早いというのがメリットです。
継いだ後の「養生」が大事
私も接ぎ木をしてみた頃には、これが一番困難でした。
プロはそれ専用にビニールハウスで温度を調整し、温床線などで温度を調整し、適度な湿度で管理します。
私はこの養生でほとんどが失敗しました。
これから先は「現代農業」をピックアップします。
トンネルに入れる際に、連結ポットのトマトはポットごとドブっとみずにつける。9cmポットのナスやスイカの苗は1ポットずつ、やかんでたっぷり水をやる。
とくに高い温度を好むキュウリ苗は接ぎ木の作業前日から穂木と台木の育苗箱にたっぷりかん水してトンネル内に入れておき湿度を高めておく。
接ぎ木の後はトンネルに入れビニールで密閉。あとは電熱線も使って内部の気温を昼夜一定に保つ。
遮光の為ビニールにゴザを被せる。
日中高温になる日はハウスのサイドを開けるなど調整する。
別の方は
トンネルに継いだ苗を入れ、日中はビニールの代わりに遮光シートをかける。トンネル内の温度を20℃、地熱を28℃に保つ。
2日目から日中苗付近の温度が20℃以上になる時間帯に15分だけ遮光シートを外し、噴霧器で水分を補強する(馴化の開始)
3日目以降は徐々に採光時間を長くする。
5日以後は萎え始める程度まで採光、萎えなければ養生終了。
家庭菜園の方がやる方法(衣装ケース)
衣装ケースにポリ袋を敷き、接ぎ木苗を入れます。
乾燥防止の為、書き損じの書道用半紙を苗の上からふわりと被せ、霧吹きでさっと水をかけます、
ケースに蓋をしてポリ袋で全体を覆います。
ケースは地熱を上げるために窓際に置き、最初の3日間はダンボール箱などを被せて遮光します。
地熱が15℃以下になるようなら、衣装ケースの下に保温マットを敷いて、昼夜問わず温めます。
4日以降は遮光を外します。
最初は朝夕の優しい光だけを当てて、徐々に光が強くなるよう置き場所を変えて管理します。
1週間もしたら養生終了です。
私は、この方法を以前やりましたが、よく考えてみると、湿度と温度の管理がいい加減だったような気がします。温度調整は電気毛布を使用しましたが、被せていたので「ああ、敷くのか!」と今思いました。
養生は一番たいせつなので「現代農業」さんの力をお借りしました。
とにかくやってみたい方は「接ぎ木おためしセット」がありますよ!
はい、ここですこし宣伝しました(>_<)
なんか、今年、またチャレンジしたくなったな。
当ページの管理人「ニコニコばばあ」です。
西川善株式会社の社長(kanさん)の妻です。会社では経理とWEBを担当しています。
60代後半で西川善㈱のホームページを作ることになり日々奮闘中です。
若者では簡単にできることがなかなか悪戦苦闘!
西川善株のホームページは商品紹介。
それに対してこちらのブログでは日々の会社のことや、商品の実験やお客様のご意見など。また会社と関係のないたわいのない話なども載せています。ホームページを作るにあたって苦労したお話なども愚痴っています。とにかく自由に「ひとりごと」をつぶやいています。
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