【シーラーのメンテナンス】P-200のフローガラス交換が劇的にラクに!「センタードライシート」とは?

今回はいつも使っている溶断シーラー機のシール部分が黒くなってきたので交換します。

なんとなくシールしている時にくっついてくるような気がしますので、一度センタードライシートを交換します。

センタードライシートって何?

センタードライシート

聞きなれない商品ですが、結構、西川善ではお勧めしています。

簡単に言うと、シーラーのヒーター線の上に貼る「保護テープ(テフロンテープ)」の一種なんですが、普通のものとは決定的な違いがあります。

テフロンの張り替えが簡単!

大型機械などはテフロンを巻き取ってあるものをずらしたりするのですが、それが不便!

ドライバーが必要だし、ネジを取ったり外したり・・・・

これがちょっと面倒!

そんな時、このセンタードライシートは便利です。

センタードライシート1巻5m
センタードライシート40mmx5m

こんなテープです。
ガラステープとどう違うの?と思われがちですが

1. 真ん中(センター)が乾いている(ドライ)!

テープの「センター」部分だけ接着剤がついておらず、「ドライ」な状態なんです。

名前のように「センター」が「ドライ」なのです。(そのまんまだ!(笑))

センタードライシートの仕様
巾4cmx5m
両端が接着し中央は接着剤が付いていません

普通のガラステープは全面に接着剤が付いています。

その違いは?

普通の「ガラステープ」は、裏面全体に接着剤がついていますよね。 でも、シーラーのヒーター線というのは、熱を持つと伸びたり縮んだりします。 そこにベッタリと接着剤がついていると、ヒーターの動きを妨げてしまい、痛みが早くなったり、断線(切れてしまうこと)の原因になったりするんです。

センタードライシートなら、ヒーター線に触れる中央部分には糊がないので、ヒーターの動きを邪魔しません。だからヒーター線が長持ちするんです!

よくいらっしゃいます!ガラステープを代用品として使っているあなた!

注意してね!ヒーター線には良くないのよ!

今回はP-200溶断にセンタードライシートの交換です

今回はこの機械

P200溶断シーラ機にセンタードライを貼ってあります。

このようにセンタードライシートを貼っています
普通はこんな感じでフローガラスが中に挟み込まれ、上のテフロン押えで押さえています。

普通のP-200はこんな感じです。

手順は簡単3ステップ

  1. 剥がす! 古くなって汚れたセンタードライシートを、ベローンと剥がします。
汚れたセンタードライシートを剥がし
  1. 貼る! 新しいシートを、ヒーター線の上にピタッと貼るだけです。
キレイなセンタードライシートを貼るだけ
  1. 完成! はい、もう終わりです!
あっという間に完成です

どうですか?本当にあっという間ですよね。 これなら、「ちょっと汚れてきたな」と思った時に、億劫がらずにすぐに交換できます。

便利なセンタードライを紹介しました

今回は便利なセンタードライをご紹介しましたが

センタードライシート5mで8710円(2024.12現在)

P200フローガラステープ10枚で2310円(2024.12現在)

この価格の差は大きいですね。

ずいぶん前ですが「zenさんブログ」でも紹介しています

今回はついでにヒーター線やガラステープも交換しました

今回は、ついでにヒーター線を交換しました。

そうしたら、ガラステープやシリコンシートなども取り替えたくなって、交換しました。

その動画も作りました。興味がありましたらどうぞ。

私はユーチューバーではないので、動画下手なのは我慢してね。

最後まで読んでくださってありがとう!