よく目にする反射材の表記、ビーズ反射とプリズム反射どうちがうのでしょうか?
ビーズ反射とは

- ビーズ反射は、主に反射材料に小さなビーズが含まれているものです。
- 反射材料には、微小なガラスビーズが含まれており、これらのビーズは通常、光を受けると球面状に反射します。
- 光が反射材料に当たると、ビーズが光を球面状に反射し、その結果、光が入射してきた方向に向かってバラけます。
プリズム反射とは

- プリズム反射は、反射材料が微小なプリズム状の構造を持っている場合に起こります。
- 反射材料の表面には、プリズムが配置されており、入射した光はこれらのプリズムによって屈折され、反射します。
- プリズム反射は、ビーズ反射よりも方向性が強く、特定の方向に光が反射されるため、特定の角度からのみ視認性が向上します。
- 道路標識や車のライティングなどで使用され、特に特定の角度からの光源に対して反射性能が高いため、ドライバーに向けて光を強調して表示します。
で、どっちが光の?
で、どっちの方が反射が強いの?ということですが、あまり光り方にはそう違いがある感じはしません。
ビーズ反射のリストバンドとタスキ
プリズム反射のリストバンドです。(ミニオンがプリズム反射です)

プリズム反射はプリズム反射の上にプリントするのできれいです。
ビーズ反射は灰色のあれです。(皆さんよく見る灰色の反射材ですね?)
昔はビーズ反射しかなかったので、反射材と言えば「灰色」って思いますよね。
プリズム反射ができてからきれいな反射材が増えました。
これに光を当ててみましょう

こうやって写真にとるとミニオンが一番光っているように見えますが、だいたい同じな感じです。
ビニールをかぶっている分、一番上が少し暗いかな?
遠くから見ると、大して変わりません

用途によって変わる?
マイクロプリズムは、反射材の上にプリントします。ビーズ反射はプリントできないので、反射材の上にプリントしたものをかぶせたりします。
加工もしやすいので、ウエアーの縁取りに使用して縁取りを反射させたり


文字を加工して貼り付けたりします。

キーホルダーです。

反射させると

こちらはプリズム反射の方が光って見えます
だけど、ビーズ反射の方は、反射材のないところは光らないので、光っても動物の顔や文字が見えます。
じゃあ、同じ商品なのにビーズ反射とプリズム反射があるのは何故?
この商品はビーズ反射と、プリズム反射の商品があります。
同じ商品なのに何故?

画像は「プリズム反射」のものです。
メーカーに聞いてみました。

この商品に関しては「プリズム反射」のものの方が光ります。
「ビーズ反射」の方は雨の日に水が当たると光が弱くなります。
全天候でお使いの場合は「プリズム反射」をお薦めします。
しかし「プリズム反射」は塩ビフィルムをかぶせてあるので、寒いときは堅くなります。
重さは「ビーズ反射」の方が軽く、価格も「ビーズ反射」の方が安くなります。
雨の日には使わない場合は「ビーズ反射」の方がお得です。
しかし、雨の日も活動する場合は「プリズム反射」をお選びいただくと良いかと思います。

当ページの管理人「ニコニコばばあ」です。
西川善株式会社の社長(kanさん)の妻です。会社では経理とWEBを担当しています。
60代後半で西川善㈱のホームページを作ることになり日々奮闘中です。
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