こんにちは、ニコニコばばあです。
最近よく耳にする「旗当番」、私の時代にはなかったものですが、のんびりとした時代だったので、横断歩道で見守る方もいなかったような。いや、いても気づかなかったのかな?今は車も多く、特に学校の近くの横断歩道や学校の付近の道路には旗を持った方がいらっしゃいます。
しかし、この「旗持ち」を当番にして全父兄にお願いをしようとなると、かなりの不満が発生します。どうしてもしなくていけないものなら、少しでも負担を減らせるよういろいろ考えたり調べたりしてみました。
旗当番とは?
「旗当番(はたとうばん)」は、子どもたちの登下校時に交通安全を確保するために、PTA から配布された旗を持って、子どもが安全に登校できるように、交通指導や声掛けを行うことを目的としています。また、学校の運動会や祭りなどの際に、当番が選ばれて、その旗を持ったり、設置したりすることがあります。
また、PTAに限らず地域の有志の方がボランティアとして交通混雑な場所で子供たちを守る方々も含まれます。

役割と目的
- イベントのサポート:
- 運動会や文化祭、地域の行事などで、PTAが旗を掲げることで、イベントの盛り上がりを図ります。
- 学校の象徴:
- 学校のマスコットやテーマを表す旗を持つことで、学校のアイデンティティを示し、保護者や地域の連帯感を強化します。
- 安全確保:
- 行事中に旗を掲げることで、参加者に対する目印となり、行事の進行をスムーズにする役割を果たします。
一番の目的は子供たちを交通事故から守るというのではないでしょうか?
横断歩道での事故は思ったより多いです。特に信号機のない横断歩道では約5年間で2600件その内横断歩道の前で減速した車は1割に満たなかったという事です。(警視庁2024年3月時点)
また横断歩道を渡っているときに車などにはねられて死亡したり、重傷を負ったりした歩行者は2841人で昨年より多くなりました(2024年3月28日)
旗当番のメリット・デメリット
きれいにまとめてみました。本音を言えば、最近は働くお母さんがほとんどなので、「旗当番」の負担は親にとってかなり大変ではないかと思います。
メリット
- 保護者の参加意識:
- PTAの旗当番を通じて、保護者が学校行事に積極的に関わるきっかけになります。
- 旗当番を通じて初めての保護者とのコミュニケーションのきっかけになり、仲良くなれた。
- 全校生徒の数にすれば、1年に数回の当番で良ければ参加した感じがして良かった。
- PTAの旗当番を通じて、保護者が学校行事に積極的に関わるきっかけになります。
- コミュニケーションの促進:
- 保護者同士や学校とのつながりが強まり、協力関係が築かれます。
- 旗当番表の作成など苦労をして作られている様子をみてPTAの役員の方のご苦労がわかった
- あまり会話のない方とふれあい別の部分を知った。
- 保護者同士や学校とのつながりが強まり、協力関係が築かれます。
- 子どもたちへの模範:
- 親が積極的に参加する姿を見せることで、子どもたちも学校活動に興味を持つようになります。
- 子供がこのような交通の激しいところを通っているのを初めて知り、見守っていただけていることに感謝した。
- 子供たちが朝とても元気がないが気になった、我が家の子はどうなんだろうと思った。
- 親が積極的に参加する姿を見せることで、子どもたちも学校活動に興味を持つようになります。
デメリット
- 負担感:
- 保護者にとって当番が負担に感じることがあり、特に多忙な家庭では参加が難しい場合も。
- 下の子が幼いので旗当番にはかなりのストレスを感じる。
- やり方がわからない。
- 旗を次の方に回すのが面倒
- 保護者にとって当番が負担に感じることがあり、特に多忙な家庭では参加が難しい場合も。
- 不公平感:
- 当番の割り当てが不均等になると、一部の保護者に負担が偏ることがあります。
- 当番が暑い夏や極寒の冬に当たるとハズれた気分になる。
- 仕事をしている者、子供が多いものなど環境が違うのに一律の当番制はいかなるものか。
- 当番の割り当てが不均等になると、一部の保護者に負担が偏ることがあります。
- 興味の差:
- 参加する意欲や関心が異なるため、協力が得られにくい場合もある。
- うっかりして当番を忘れてしまった。
- 出来ないので代わってと無理やり押しつけられた。
- そもそも旗当番は必要なのか。
- 参加する意欲や関心が異なるため、協力が得られにくい場合もある。
このように、PTAの旗当番は、学校行事の運営やコミュニティの結束を促進する重要な役割を持っていますが、その運営には配慮が必要です。
旗当番への不満の解決策
忙しい朝、誰もが旗当番をするのは嫌ですよね。
しかし、これほど旗当番が普及しているという事は、必要があるのではないのでしょうか?
その反面、廃止されているところもあります。
昨今の交通事情もありますが、子供を狙う不審者も増えてきております。
上記に述べた、不満の解消策を考えてみましょう。
不満と解決策
- 下の子が幼いので旗当番にはかなりのストレスを感じる
- 保育サポートの提供: 旗当番の間、下の子を一時的に預けられる保育サービスを提供する。
- ペア制の導入: 他の保護者とペアを組んで当番を分担し、子どもを交代で見られるようにす
- 旗当番以外の役割:旗当番ができないのであれば幼い子供がいてもできることに変えるか在宅でできることをしてもらう。
- やり方がわからない
- 事前説明会の開催: 旗当番の具体的な流れや役割を説明する事前ミーティングを開催する。
- マニュアルの配布: 旗の扱いや設営方法を詳細に記載したマニュアルを配布し、参加者が参考にできるようにする。
参考になれば「横断旗を使用する際の注意点」
- 旗を次の方に回すのが面倒
- 簡易な引き継ぎシステム: 引き継ぎをスムーズにするために、次の当番がわかるように連絡網を整備する。
- シフト表の作成: 旗当番のスケジュールを一覧表にして配布し、誰がいつ当番なのかを明確にする。
- 簡単な旗を全員に持たせる→これ最近多いですお問い合わせに。
- 旗当番の場所付近に置き場所を設置する
- 当番が暑い夏や極寒の冬に当たるとハズれた気分になる
- シーズンごとの配慮: 各シーズンの気候を考慮し、活動内容を工夫する
- 仕事をしている者、子供が多い者など環境が違うのに一律の当番制はいかなるものか
- 柔軟なシフト制の導入: 保護者の仕事や家庭の状況に応じて、シフトを調整できる制度を設ける。
- 代替者制度の確立: 自分が当番の日に都合が悪い場合、事前に代わりの保護者を見つけることを推奨し、そのリストを作成する。またはPTAに限らずボランティアの方に代わってもらう方法も検討する。
- うっかりして当番を忘れてしまった
- リマインダーの設定: 当番の前日や数日前にリマインダーを送信するシステムを導入する(LINEなどのメッセージアプリを活用)。
- カレンダー共有: PTA専用のカレンダーを作成し、当番の日を共有しておく。
- 出来ないので代わってと無理やり押しつけられた
- 事前の調整: 当番の割り当てについて話し合い、無理のない範囲で協力し合う文化を育む。
- 当番の都合を確認するシステム: 各家庭の都合を事前に把握し、無理な押し付けがないように配慮する。
- そもそも旗当番は必要なのか
- 目的の再確認: 旗当番の目的や意義を全体で再確認し、参加者の意見を聞くことで今後の活動の必要性を検討する。
- 代替案の提案: 旗当番の代わりに他の形式での学校行事支援(例: ボランティア活動)を提案し、保護者の負担を軽減する。
これらの具体的な解決策を実施することで、PTAの旗当番に対する不満を軽減し、よりスムーズに活動ができたらいいですね。
しかし、これ一つをとっても、いろいろが考え方があり、PTAの方々のご苦労がわかります。
がんばってください!
ばばあが毎朝目にするほほえましい光景
旗当番とはちょっと違うかもしれませんが、私がいつも通勤する時間は、どうしても学校の始業時間にギリギリな時間にゆっくりと歩いていく子供を見かけます。
わたしは「早くいかないと、遅刻するよ!」と思いながら、ずーと見守っているのですが、
今年、新しく仲間ができて(ピカピカの一年生です)二人で、これまで以上に強力にふらふらと歩いて登校しています。車から見ている私はとても微笑ましいのですが、親が見たら「早くせんかい!」と怒りそうです。
見守っている方々はこの子供たちが学校に入るまで遠くから見守っています。そうして、この子供たちが学校に入ると解散してお帰りになっています。
いつもの事なので、自分たちの見守りの終了の目安となっているのでしょうね。
私だったら、汗だくでダッシュしていたのに(いつも遅刻ギリギリだったので・・・)
あののんびりとした子供たち・・・時代ですね・・・。
それを見守る方々も同じ思いでほほえましいと思っていらっしゃるのでしょう。
この光景は、旗当番しないとわかりませんよ(^^♪

当ページの管理人「ニコニコばばあ」です。
西川善にしかわぜん株式会社の社長(kanさん)の妻です。会社では経理とWEBを担当しています。
60代後半で西川善㈱のホームページを作ることになり日々奮闘中です。
若者では簡単にできることがなかなか悪戦苦闘!
西川善にしかわぜん(株)のホームページは商品紹介。
それに対してこちらのブログでは日々の会社のことや、商品の実験やお客様のご意見など。また会社と関係のないたわいのない話なども載せています。ホームページを作るにあたって苦労したお話なども愚痴っています。とにかく自由に「ひとりごと」をつぶやいています。
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