
当
コウさん
社長、「竹パウダー」って仕入できますか?
それって何でしょう?

竹を扱っているところ知ってるから、聞いてみるね
そして持ってきたのが、これです!
おぼろ昆布のようなものとおがくずのようなものです。



「竹チップ」「竹パウダー」って何?
そりゃ農業高校さんが聞いてきたのだから農業に使うのでしょう。
調べてみました。(チャットGTPさんに聞いてみたりしました)
竹パウダーは、竹を細かく粉砕して作られる粉末状の素材です。竹の硬い繊維を特殊な破砕機で微粒子化し、竹が持つ多孔質構造や乳酸菌などの微生物を活かした製品となります。
どうやら竹の粉?って感じでしょうか?
🌿 竹パウダーの特徴
- 乳酸菌の発酵力:竹には自然由来の乳酸菌や土着菌が含まれており、パウダー状にすることで発酵が促進されます。特に密封して嫌気状態にすると、乳酸菌の増殖が活発になり、土壌改良剤としての効果が高まります。
- 多孔質構造:竹の内部には多くの孔があり、この構造が微生物の住処となったり、消臭・浄化効果を発揮します。特に、微粒子化された竹パウダーは表面積が増大し、これらの効果がより顕著になります。
🌿 竹パウダーの使用方法
①粉末状にした竹をビニール袋に入れ、空気を抜いて密封することで乳酸菌による自然発酵が始まります。
②夏期であれば約2~3日、冬期であれば約7~10日で発酵します。発酵後は竹本来の臭いは無くなり、お酒や麹のような発酵臭が漂います。
③一定期間発酵させた後、散布することで竹粉は、オーガニックな野菜作りや稲作に適した土壌改良材となります。また、作物発育中に追加散布することで殺菌効果が得られ、害虫被害の減少や雑草が抑制されるマルチ材として利用されています。
上記の情報はどうやら「竹パウダー」を売っている会社からの情報のようです。こちらです→
「竹チップ」と「竹パウダー」って違うの?
はい、竹パウダーと竹チップは原料は同じ竹ですが、加工方法や用途において明確な違いがあります。
🌿 竹チップとは
- 製造方法:伐採した竹をチッパーシュレッダーで粗く破砕して作られます。
- 形状:数ミリから数センチ程度の大きさのチップ状で、粗い質感が特徴です。
- 主な用途:
- マルチング材:土の乾燥防止や雑草抑制に使用されます。
- バンブー舗装:クッション性があり、足に優しい舗装材として利用されます。
- 菌ちゃん農法:肥料を使わない農法で、土壌の微生物環境を整えるために使用されます。

🌾 竹パウダーとは
- 製造方法:竹チップをさらに細かく粉砕し、パウダー状に加工します。
- 形状:きな粉のような微粉末で、粒度は1ミリ以下のものもあります。
- 主な用途:
- 土壌改良材:乳酸菌を多く含み、土壌中の微生物を活性化させ、作物の成長を促進します。
- 堆肥の発酵促進:発酵速度が速く、20日程度で分解が進みます。
- 畜産飼料や敷料:整腸作用や消臭効果があり、家畜の健康維持に寄与します。
- 生ゴミの消臭・コンポスト:生ゴミの臭いを軽減し、コンポストの発酵を助けます。

弊社のお客様で「竹チップ」や「竹パウダー」を使っているの?
農業担当に「竹チップ」を知っているか聞いてみると、知ってるそうです。

まつりばやし君
知ってますよ。
お客様で使っている人もいます。
もみ殻と混ぜて土壌改良に使っています。
だけど、作るのが面倒なのでなかなかやらないですね。
なーるほど!自分で砕いて作っているのや!
それで調べたら、粉砕機会社さんの情報が出てきたんだ!
粉砕機でつくる「竹粉」「竹パウダー」とその活用方法
今度、その農業高校の先生に使ってみた結果を聞きたいものです。

当ページの管理人「ニコニコばばあ」です。
西川善株式会社の社長(kanさん)の妻です。会社では経理とWEBを担当しています。
60代後半で西川善㈱のホームページを作ることになり日々奮闘中です。
若者では簡単にできることがなかなか悪戦苦闘!
西川善(株)のホームページは商品紹介。
それに対してこちらのブログでは日々の会社のことや、商品の実験やお客様のご意見など。また会社と関係のないたわいのない話なども載せています。ホームページを作るにあたって苦労したお話なども愚痴っています。とにかく自由に「ひとりごと」をつぶやいています。
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