金沢の玄関口にそびえる「鼓門(つづみもん)」は、北陸新幹線の開業以来、国内外からの観光客を温かく迎える金沢のシンボルです。この独特な門は、金沢の歴史と文化が凝縮されたアート作品であり、特にゴールデンウィーク(GW)期間中は、一際輝きを増します。
この記事では、鼓門の知られざる魅力はもちろん、GWの旅で絶対に見逃せない特別ライトアップの情報に焦点を当て、最高の思い出を残すための撮影スポットとアクセス方法を徹底解説します。
鼓門とは?
1. 鼓門とは?伝統と革新を体現する金沢の顔
能楽の鼓をモチーフにした木組みの美
鼓門は、金沢駅の東口(兼六園口)に立つ高さ約13.7メートルの巨大な木造門です。2005年に完成したこの門の最大の特徴は、日本の伝統芸能である能楽で使われる「鼓(つづみ)」をイメージした独創的な形状。これは「金沢から文化を響かせる」という願いが込められています。
加賀百万石を築いた前田家が奨励した能楽、特に「加賀宝生(ほうしょう)」の影響を受けたデザインは、伝統的な木組みの技術を駆使しており、現代的な駅舎と見事に調和しています。この門自体が、金沢の「伝統と革新」を見事に表現しているのです。
ちなみに、作者は建築家の白江龍三氏です。
【GWの夜は格別!】鼓門の「特別ライトアップ」を体験しよう
ゴールデンウイーク中は金沢駅の鼓問が赤くライトアップするということで見に行きました。
何時までやっているかと調べたら0時までということでまだ間に合う!

鼓門は通常時も美しくライトアップされていますが、ゴールデンウィーク期間中は、旅の思い出をさらに深める特別な演出が施される可能性が非常に高くなります。
鼓門のライトアップは日没~0:00までです。
曜日ごとにライトの色が違います
月:えんじ 火:藍 水:草 木:黄 金:古代紫
土・日・祝日:5色それそれで2分間ずつ
金沢の伝統色である加賀五彩(加賀友禅の基調となる色)
祝祭ムードを盛り上げる光の饗宴
GWなどの大型連休やイベント期間には、鼓門のライトアップが光の色やパターンを変化させるなど、特別な演出に切り替わることがあります。温かみのある光が木組みのディテールを際立たせ、昼間とは全く違う幽玄で幻想的な姿を見せてくれます。
- GW訪問のメリット: 祝祭ムードに合わせた特別な演出を見られるチャンスです。夜間に金沢に到着する方や、夕食後の散策に最適です。
- ベストタイミング: 雨の日は特におすすめ。濡れた石畳に光が反射し、鼓門全体が水面に映り込むことで、よりドラマチックで美しい写真を撮ることができます。
GWは観光客で混雑するので、比較的ゆっくりと鑑賞できる夜の鼓門訪問は穴場です。旅の始まりや締めくくりに、特別な光に包まれた鼓門を背景に記念写真を撮るのはいかが。
ベストショットを狙う!鼓門の絶景撮影スポット
特別なライトアップが施されるGWには、最高の写真を残したいですよね。ここでは、写真映えする撮影スポットをご紹介します。
a. 「もてなしドーム」とのコントラストを狙う
駅を出て広場の中央から撮影すれば、鼓門の奥に広がる巨大なガラスドーム「もてなしドーム」全体を収められます。夜間は、ドーム内部の明るい光と鼓門の温かい光が、感動的なコントラストを生み出します。

後ろに見えるのが「おもてなしドーム」です
b. 門の真下から見上げる迫力のアングル
門をくぐりながら、真上を見上げてみてください。ライトアップされた力強い柱と木組みの複雑なディテールが際立ち、迫力のあるユニークなアート作品のような写真が撮れます。

昼の木材の色と夜のライトに反射する木がどちらも魅力的です
4. 「おもてなしの心」が詰まった金沢駅の利便性
鼓門の背後に広がる「もてなしドーム」も、金沢駅の象徴です。このガラスドームは、雪や雨の多い金沢で「傘をささずに濡れないように」という、地元の人々の「おもてなしの心」から生まれました。

金沢では「お弁当忘れても傘を忘れるな!」ということわざがあるほど雨が多いのです。
ドーム内は明るく開放的で、鼓門と一体となって、金沢を訪れる人々への歓迎の気持ちを表現しています。鼓門をくぐり、このおもてなしの空間から、あなたの金沢観光はスタートします。
主要観光地へのアクセス方法
金沢駅は交通の要衝であり、鼓門を出てすぐのバスターミナルから主要観光地へスムーズに移動できます。
- 兼六園・金沢城公園: 周遊バスや路線バスで約10〜15分。
- ひがし茶屋街: 路線バスで約10分。
- 近江町市場: 徒歩約15分、バスで約5分。
GW期間中はバスも混雑するため、鼓門を出てすぐのバス停で、観光客向けの「城下まち金沢周遊バス」などの運行情報をチェックし、効率よく観光を楽しみましょう。
まとめ:鼓門はGW金沢旅のハイライト
金沢駅の鼓門は、能楽の伝統や「おもてなしの心」といった金沢の文化と歴史が凝縮された、まさに金沢の顔です。
特にゴールデンウィーク期間中に金沢を訪れるなら、昼間の雄大な姿だけでなく、特別ライトアップで幻想的に輝く夜の鼓門をぜひ体験してください。光り輝く鼓門をくぐって、特別な金沢の旅を始めましょう!
<鼓門 基本情報>
- 場所: 金沢駅 東口(兼六園口)
- GWのポイント: 特別ライトアップが行われる可能性が高く、夜の訪問が特におすすめ!

地元の者としては、あまり写真を撮ることはないのですが、先日テレビで日本で3位の駅と紹介された金沢駅
この鼓問、最初は「何?これ?」って思ったもんですが、最近は金沢の象徴となって、改めてみるといいもんだなーと思います。
他の色も見に行きたいです。

当ページの管理人「ニコニコばばあ」です。
西川善にしかわぜん株式会社の社長(kanさん)の妻です。会社では経理とWEBを担当しています。
60代後半で西川善㈱のホームページを作ることになり日々奮闘中です。
若者では簡単にできることがなかなか悪戦苦闘!
西川善にしかわぜん(株)のホームページは商品紹介。
それに対してこちらのブログでは日々の会社のことや、商品の実験やお客様のご意見など。また会社と関係のないたわいのない話なども載せています。ホームページを作るにあたって苦労したお話なども愚痴っています。とにかく自由に「ひとりごと」をつぶやいています。
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