【60代奮闘記】スマホ(iPhone)で「売れる商品写真」を撮る!ISICOセミナーで学んだプロの技と西川善(株)での実践

西川善(株)で経理とウェブを担当しております「ニコニコばばあ」でございます。このたびは、当社のブログにお越しいただき、本当にありがとうございます!

私は60代後半でWordPressを使ったホームページ制作に奮闘している身ですが、会社の商品紹介ページにとって、写真がどれほど重要かを日々痛感しております。

そんな折、ISICO(石川県産業創出支援機構)の水野さんにお声がけいただき、プロのフォトグラファーによる「iPhone撮影講座」に参加させていただきました。本日は、このセミナーで学んだ目から鱗のテクニックと、それを西川善(株)の商品撮影にどう活かしていくか、私の「なるほど!」と思ったポイントを中心に、皆さまにご紹介させていただきます。

写真撮影で現在困っていること

私が困っているのは、

  1. ポリ袋などの透明な商品:光が反射してしまい、うまく質感が伝わらない。
  2. 反射材付きの交通安全用品:反射した状態を、魅力的かつ正確に表現するのが難しい。
  3. とにかく「かっこいい」「キレイ」な写真:どのように撮ればプロのように見えるのか分からない。
  • ポリ袋などの透明な袋の写真が光ってうまく撮れない
  • 反射剤付きの交通安全用品の説明をもっと写真で表現したい

本日の講座はどちらかというとSNSで映える写真が主でしたが、すごく参考になりましたのでご紹介します。
あくまで、わたしが「なるほど~!」と思った部分です。

講師は堀光治さん(有限会社ホリ写真館 フォトグラファー)です。

光源は後ろから照らす

写真撮影において、「光は前から当てるもの」とばかり思っていました。しかし、堀先生は「光源は後ろから照らす」と教えてくださいました。

光を背後から当てると、手前に影が落ち、立体感が生まれます。

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そうなんだー!

しかし、逆光で試してみれば、袋のフチが際立ち、透明感が増して、かえって魅力的な写真になるかもしれません!この発見には「なるほどー!」と心の中で叫びました。

光源は自然光がいいそうです。

そして、光源は「自然光」が最適とのこと。それは何となく私も外での撮影が良いのは知っていましたが、西川善が扱う透明なポリ袋などは、天気が良すぎると光りすぎてしまい、商品のディテールが飛んでしまうのが悩みでした。

私も外で映すといいのは知っていましたが、なかなかいいお天気(晴れ過ぎない)に恵まれなくって・・・
私が映したい商品(ポリ袋などは)天気がいいと光りすぎるのです。

食事の写真は上から撮る

最近、SNSでよく見かける真上から撮る写真のことを「置き画」というのだそうです。

そう言えば、最近は上から撮っている画像が多いわ!

どーしても、横から撮ると後ろのごちゃごちゃが映ったりして、なかなか構図がきめられないってことありますものね。

私も上から撮ってみました(^^♪

上から撮った画像

食べ物そのものだけではなくドリンクも載せるといいらしいです。
(その場合ドリンクがメインにならないように注意すること)

食べ物の写真のテクニックとして紹介されましたが、これは当社の反射材安全用品を撮影する際にも応用できそうです。真上から撮ることで、商品の全体像や配置が分かりやすくなり、デザインやサイズ感を正確に伝えられます。例えば、横断旗を手作りしてみましたのような記事で、製作過程の道具を上から配置して撮ることで、統一感のあるおしゃれな写真になるでしょう。

望遠レンズをうまく使用する

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なるほど!

これは、かなり役に立ちました。

近くによって頑張らなくても、ズームで写した方がいい時があります。

透明のポリ袋などを撮ろうとして近寄ると、カメラの影や自分の影が入ったり、自分が反射して写ったりすることがあります。望遠で撮ると、背景が整理され、被写体である商品が強調される効果があります。

また、透明の商品など自分が反射して写ったりすることもあります。

望遠で撮ると、背景が整理され、被写体である商品が強調されます。特に反射材などの商品では、素材の織り方や反射部分の細部をクローズアップして見せたい場合に、望遠機能が役立ちます。余計な情報が写り込まず、商品そのものの魅力に集中させることができるのですね。

構図を考える

構図を意識するだけで、写真の見栄えは格段に向上します。例えば、画面を縦横に三分割する「三分割法」を意識し、主役となる商品を線の交点に配置するだけでも、安定感のある写真になります。

商品撮影では、ただ商品を真ん中に置くだけでなく、あえて余白を持たせたり、斜めに配置したりすることで、商品に奥行きや動きを与えることができます。写真で商品を「魅せる」ための大切な基本を改めて学ぶことができました。

グリッド線を入れて撮影する

カメラで写真を写すとき、この線⤵

グリッド線が入っているアイフォンの画面

この縦横の格子の線を入れて撮影すると位置決めがやりやすいそうです。
そうね!その通りだわ!

iphone だと「設定」→「カメラ」→「グリッド」こちらで設定できます。

画像加工を活用する

私が最も「目から鱗!」と感じたのが、画像加工の活用法です。

私は、背景に気を使いすぎて、なかなかきれいな場所で撮影できないことに悩んでいました。しかし、Snapseedというアプリを使って背景をぼかす方法を教えていただきました!

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ニコニコ
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ぼかせばいいんだ!

後ろにごみ箱が写ってしまっても、背景をぼかせば商品の輪郭が際立ち、主役が引き立ちます。これは、商品の背景に神経質にならなくて済む、なかなかのテクニックだと思いました。

ではでは!

社長の写っている「止まってください旗」の画像
もっといい場所で写せばよかったと思ったのですが・・・

≫≫普通に写した写真

写真そのまま写した場合
過去の画像

≫≫背景をぼかしてみました

周囲をぼかした映像
背景をぼかして旗を目立たせた

地面の地割れや自転車など見せたいもの以外をぼかせば、商品が引き立つのですね!

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ニコニコ
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なるほど!周りをぼかせば商品が目立ってくるのですね。

母の日のケーキをぼかしました

母の日にプレゼントされたケーキの周囲をぼかしてみました。背景が入り込んで嫌だなとおもっていたんです!

商品の背景に神経質にならなくて済みます

小物を利用する

商品だけでなく、商品と関係のない小物を使いおしゃれにする。

そういえばインスタなどの写真は花などがあったりしますね。

≫≫私も小物を使ってみました!

お客様のクッキーを小物を使って写してみました。

弊社のお客様「Deyza]さんのクッキーです。
(ごめんなさい、よく見たら、手前のクッキーの文字逆さま!・・・・こういうのも注意が必要ですね)

若い子たちは、これを当たり前にやっているのね!
本当にみんなきれいな写真だもの!

これが!知りたかったの!反射材を上手に写す方法!

反射剤の付いた商品の写し方!です。

見てください! わかりますね!

≫≫光を当てていない反射材付きたすき

≫≫反射していない文字

≫≫縁取りが反射したたすき

≫≫光を当てた文字

長年の悩みが解決しました!

ちょっとコツがいるのですが・・・・

ちょっと薄暗い場所でバックは黒い布か紙で

光らない場合を写すのは「フラッシュオフ

反射させて写すのは「フラッシュオン
ここで重要なのは「フラッシュ自動」では光らない場合があるので「フラッシュオン

上の写真のように、光らない場合と光った場合を比べて写すと光った場合が際立ちます。

デジカメとスマホの使い分け

セミナーでは、写真撮影の機材についても貴重なアドバイスをいただきました。

  • ホームページの「商品説明」用写真:こちらは、やはり高解像度で細部の再現性が高いデジカメを使用する方が良いそうです。お客様が安心して購入を検討できるよう、正確な情報を提供するためです。
  • インスタグラムやブログ:「今撮って、今載せる」というスピーディさが大切なので、携帯(iPhone)で撮ってそのままアップするのが最適です。

とても参考になるところがいっぱいでした。

お若い方には当たり前でも、私みたいな年齢にはこのようなことを教えていただくととっても助かります。

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