普通のごみ袋(ポリ袋やビニール袋)の厚さはだいたい0.03mm
大きくなると(70Lや90L)0.04mmなどです。
厚さが厚くなればそれだけコストがかかるので、なるべく厚さは抑えたいもの、それで素材を工夫したりして、できるだけ薄いものを使いたいと各社コスト削減に工夫を加えています。
それがLLDPEをHDPEに代えたり、三層にしたり、メタロセンを配合させたりしています。
前回お話ししたように、軽いものを入れるときはなるべく薄くて丈夫なものを選んだりします。
普通ちょっと厚いと言われるのは0.05mm
ごみ袋で厚地と言われるものは0.05mm
これでも普通のごみ袋に比べれば厚手なので、少々重いごみでも何とか耐えられます。
極厚と言えば0.08mm
もっと厚いものをと言えば0.08mmでしょうか
このくらいなら多少の角ばったものでも耐えられます

0.1mmの袋も増えました
以前は0.08mmだった袋も最近は0.1mmでも規格品が増えました。
ごみ袋も20・45・70・90・120Lと増えています
厚くなると縛りにくくなります。
このような縛り方はできにくく

口をシーラーで止める方法の方が確実に封ができます。⤵

しかしシールするにも持ち上げるのに重く大変な作業となります。

先日も建材屋さんに砂利用の袋450x600mmサイズの袋に対して、富士インパルスシーラー機FR-450-5(450mm巾シーラー機)をお買い上げいただいています。
FRシリーズは米袋用のシーラーですが、砂利など重い袋をシールする時に台があるので使いやすい機械です。
0.15mmの袋は「アスベスト用」
それでは足りないと0.1mmや0.15mmの極厚と言われる商品もあります。
規格品で多く売っているのは「アスベスト用」

このような建築廃棄物のゴミは重くて尖っているものが多いので厚さが必要になるようです。
砂利など重たいものを入れるのに0.15mmでも足りない
砂利などを入れるのに0.15mmの袋を使っていただいているのですが、お客様より「砂利を積んで運んでいるうちに擦り切れて破れてしまう!もっと厚いものが欲しい
とのご意見を頂きました。やはり同じような用途の会社様には別注で0.2mmの袋をお作りしている例もあります。
0.2mmのポリ袋は規格では450x700、550x900の2種類があります。
しかしながら、希少な商品のためか規格品はちょっとお高めのように思われます。
規格品は最低ロットが100枚ですので、そのくらいしか必要のない場合はそれでもいいのですが、定期的に継続して使われる場合は、ロットが多いですが別注で作った方が割安となります。
しかし、厚みが厚いので普通の厚さに比べるとロット数はそれほど多くはありません。

当ページの管理人「ニコニコばばあ」です。
西川善にしかわぜん株式会社の社長(kanさん)の妻です。会社では経理とWEBを担当しています。
60代後半で西川善㈱のホームページを作ることになり日々奮闘中です。
若者では簡単にできることがなかなか悪戦苦闘!
西川善にしかわぜん(株)のホームページは商品紹介。
それに対してこちらのブログでは日々の会社のことや、商品の実験やお客様のご意見など。また会社と関係のないたわいのない話なども載せています。ホームページを作るにあたって苦労したお話なども愚痴っています。とにかく自由に「ひとりごと」をつぶやいています。
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