捜しているビニール袋はどれ?

まず、皆さんが言う「ビニール袋」は厳密に言うと「ポリ袋」です。

そんなことはどうでもいい、とにかく私の探している袋はどこを見ればいいの?

と感じている方は多いかも?

低密度、高密度メタロセン、バイオマス、そんな難しい言葉はいいので、捜しているものを見つけたい!

そのお声に答えて説明しましょう。

丈夫なビニール袋がほしい!

「もう少し丈夫だといいなー」と思った方いますよね

箱の角で敗れたポリ袋

まず厚い方が丈夫です。

厚さは0.08mm0.1mmを選ぶとかなり丈夫です
 しかし、その分硬く感じます。

そこまでは。という方は普通より厚いのは0.05mmくらいです。
(袋の大きさによります。)

そこまで厚くなくても・・・という場合は、三層構造などのものもありますので、そちらを検討するのもいいでしょう。

また、低密度(HDPE/シャカシャカ袋)の方が薄くても丈夫ですが(薄さにも寄ります)
箱の角に当たって、ピーッと裂けたという経験はありませんか?
こちらはHDPEの方が裂けやすいです。

とにかく今使っている厚さより厚くすれば丈夫になります
 今使っているものの厚さがわからない。と言う場合は袋のパッケージに厚さが書いてあります。

弊社にはこんな厚みを測るものがあります。ずいぶん昔から使っている原始的なものですが私たちはお客さんが持ってきた袋の厚みを知るにはこの機械を使います。

袋の厚さを測る機械
古いですが「ゲージ」
ゲージの使い方
袋を挟んで測ります

普通はこのような機械はないので目安とすれば

スーパーのレジの横にあるシャカシャカは約0.015mm~、普通のつやつやタイプの袋は0.025mm~0.03mmとかを目安にしてください。

しかし、厚くなればなるほどコストはかかります。
破れるから2枚重ねているわという方は厚さを考えてもいいかもしれません

薄くても丈夫と「メタロセン配合」を薦めている場合もありますが、多少同じ厚さより丈夫ですが、すごく強くなるというものではありません。

安くていい!すぐ捨てるから・・

という場合は、とにかく薄いものを選びましょう。

0.005mmとか言うものもあります。

しかし、かなり薄いので、小さな袋などは大丈夫ですが、ごみ袋となると破れを覚悟した方がいいでしょう。薄い場合は素材を低密度にした方が丈夫ですが、薄いことに変わりはありませんので用途によっては厚さを増やしましょう。

同じ厚さでも、メーカーによって価格が違いますので「とにかく価格の安い方で・・・」と問い合わせていただければ同じ厚さでも安いものを探します。

昔は原料を再生原料をつかうと安いという時代もありましたが、最近は環境に優しいものをと言って、再生を使った方がイメージがいいということもあります。再生の方が高い場合もあります。

サイズがぴったりのが欲しい

家庭でよくあるやつ

その辺の袋をつまんだところ
開いてみると小さい
ごみ箱には小さすぎる

会社や病院、施設など同じ大きさの容器に袋を入れるとき、サイズ選びに困りますよね。

ニコニコ<br>ばばあ
ニコニコ
ばばあ

思ったより小さいことがありますね。

容器のふちのサイズを測り、その半分のサイズより大きい巾のものを選びましょう。

測ってみましょう!

  • まず入れ物の口の周囲を測ります
入れ物の周囲を測ります
  • 67cmです。その半分は33.5cm
    袋の口は33.5cm以上あればいいのですね
袋の寸法
  • サイズ表を見てみると16号が34cmこれでいいでしょう⤵
袋のサイズ表
  • 16号です。厚さは0.03mmと出ていますね↓
16号の袋
  • ぴったりです! 気持ちいい!
シンデレラフィットしたごみ箱

普通、ポリ袋は号数によって1号~20号が規格サイズがあります。

またはごみ袋は45L,70L,90Lなどごみ箱の容量によってサイズが決まってきます。

それはわかっているのだけど、その規格にない、縦長とか横長のものが欲しい!とか微妙なサイズが気になりシンデレラフィットしたい!と思う方は0.03mmが一番規格外のサイズがあります。

それでも、合わない!

と言う方は別注を検討しましょう

弊社でも、別注品の400x450mmサイズの袋が病院や介護施設で人気です

別注品はロットが多くなります。
上記の400x450mmで約6600枚くらいです。(あくまで目安です)

また、納期もかかり、すぐ欲しいという方には不向きです。

まとめ

長年、当たり前のようにポリ袋を売っている私にとって、当たり前だと思っていることが、普通の方にはなんだかわかりずらいということがあります。
できるだけ簡単に説明したのですが、お分かり頂けたでしょうか?

もっとポリ袋は種類はいっぱいあります。

またの機会に違うものも説明します。